看護師3年目。辞めたくなったときに気をつけることとは?

看護師3年目。辞めたくなったときに気をつけることとは?

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JobStep編集部
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「とりあえず3年同じ会社に勤める」社会人になるとよく聞く話ではあります。これは同じ会社で3年働くことができれば、転職のさいある一定の知識があると判断されることが多いことと、3年勤めて無理なら合っていないと判断できるという2つの観点から、巷でいわれているようです。

これは看護師にもいえることで、働き始めて3年目で辞めたいと感じる人もいるかもしれません。2017年の厚生労働省の調査では、医療・福祉の離職者数は96万8,600人といわれています。離職率も14.5%と比較的高めの数値になっています。

看護師をはじめた新人のころから少しずつ仕事を覚えてきて、やっと1人でできることが多くなる3年目。そんな時期であるからこそ、そろそろ節目だと考える看護師も多いのでしょう。

なぜ看護師3年目でやめたくなるのか、転職をしたくなったらどうしたらいいのか紹介していきます。

看護師3年目で辞めたくなる理由

「余計な仕事を振られて毎日つらい」「同期と給料で差がついてる」など3年目になると、転職について考える看護師は増えてきます。これは3年目になるとある程度、1人でも仕事ができ、新しい仕事を任させるようになることが、やめたくなる理由を増やしてしまっている原因の1つです。

一体具体的にはどのような悩みがあるのでしょうか?

周りとの差を感じる

看護師になって3年が経ち、ある程度慣れて来た頃に学生時代の同級生などと近況報告しあっている中で、給料や待遇の面で差を感じるケースは多いようです。

自分の病院は残業や勉強会などが多い中で、他の病院の話を聞いて、そのギャップに衝撃を受けてしまう人。自分は生活費を切り詰めてまで頑張って働いてるのに。といった気持ちから、辞めたいと思ってしまうのです。

役員などの仕事が増える

自分を中心とした委員会などが増えるほか、看護研究やケーススタディなどいろいろと自己課題や発表会などが増えていきます。そのため、課題が重なる時期や提出期限が近づくと不安と焦りからストレスがたまりやすくなります。

また自分だけの課題ならまだ自分のペースで管理できるものの、多人数で作業する場合に他のスタッフが働かない人だと自分が率先して動かないといけない上、自分で他のスタッフをまとめながら仕切らないといけません。

こなすべき仕事が重なり業務が増えていくことで辞めたいと思うこともあるでしょう。

プリセプタになりプレッシャーが増える

新人から今までは指導者(プリセプタ)がついていたのに、看護師も3年目になると今度は新人の指導者側に変わります。

自分の知識だけで指導できるのか、担当になった新人が成長できなかったらどうしよう、などと不安になることもあるでしょう。

また指導者側になることで、指導方法や新人の態度・失敗などが自分の責任になります。新人が失敗した時は、先輩・上司・先生などに一緒に謝罪をしたり、新人となぜ失敗したのかを考え改善策を見出さないといけません。

自分のことだけでいっぱいいっぱいなのに、他人のことも考えて生活することは大変ストレスに思う方は多いでしょう。

3年目になると勤務先の悪い面も見えてくる

社会に出て3年というのは、物事の良い面だけでなく悪い面が目立って見えてくる時期でもあります。

これはスキルや知識がつき、周りを見れるようになっている証拠ともいえます。

新卒のときに比べて今いる病院の内部のことがよく分かってきて、もっと良い福利厚生の場所無いのか、勉強会がもっと少ないところはないのか、反対に勉強会のもっと多い病院はないのか、など考えたらきりがないくらいいろいろ不満が出てくるでしょう。

残業・拘束時間が長い

看護師の仕事は体力もストレス耐性も必要な大変な仕事です。何年も継続してがむしゃらに働き続けるのは無理があります。1年目は新しいことだらけで覚えることに必死だった人も、3年目になると勤務時間の長さや勤務自体にうんざりすることがあるでしょう。

とくに3年目になると新人教育も任されるようになり、自分の医療スキルには関係のないことで残業をしなくてはいけないこともあります。

そして夜勤続きで生活リズムが崩れてしまったり、体調にも影響が現れているという人もいるようです。

3年で病院と契約している奨学金制度が終わる

専属の病院で決められた年数の間、働くことで、専門学校に通う3年間の費用を返済できる奨学金制度をとっている病院は多くあります。

その多くが勤続年数を3年間としているところが多いため、奨学金制度を利用していれば3年間は働ききってお金を返済しようとを目標をたてて働き始める人が大半でしょう。

3年間、一生懸命に働ききってしまうと、奨学金を返す以外の目的として自分のスキルアップなどといった目標が見つかったり職場への不満が出始めてきて辞めたくなってしまう人がいます。

看護師3年目で辞めたいと思ったとき、気をつけること

上記でも説明をしたように3年経てばある程度のスキルがつくため、転職先には困らないでしょう。しかし注意するべき点もあるので、しっかり判断をした上で決断をするようにしましょう。

賞与・ボーナスをもらってから辞める

看護師として働き始めて3年目で辞めたいと思った時は、賞与をもらってから辞めましょう。基本的には年に2回賞与があるはずですので、次の賞与をもらってから辞めるべきです。

また、日ごろから貯金額の目標を立てることをおすすめします。1年目は初めての給料で浮かれてしまって遊びや飲み会などに消えていき、2年目は仕事に慣れて余裕ができるため、友達と遊びに行ったりとなかなか貯金ができない人も多いはずです。

そのため看護師として働き始めて3年目でも、通帳を見れば貯金がないということはよくあることでしょう。そのような時に辞めてしまっては後が大変です。

退職・転職の決意は金銭的な予定をしっかり立ててからにするべきでしょう。

看護師3年目で辞めたいと思ったとき、やるべきこと

転職をするためにもフローがあります。いきなり上司に「やめたい」と言うのは危険です。しっかり準備をして足元を固めてから、話をするようにしましょう。

同じ境遇を経験した人に相談する

看護師として働き始めて3年目で辞めたくなってきた、という感覚を経験してきた人に一度相談を持ちかけてみましょう。

その人はどうやってこの時期を乗り越えてきたのか?なぜ続けられたのか?など、自分の考えと照らし合わせて話を聞いてみましょう。

経験者の話を受けて気持ちを整理すると、やっぱり続けるのか、それとも今の職場あるいは仕事を辞めるのかが明確になってきます。

時短勤務に切り替える

体調不良を感じる場合や、働くのが嫌になってしまった場合、いきなり転職活動をするのではなく、一旦時短勤務に切り替えるのも1つの方法です。

あまりにも体調が悪い場合には、休職してもいいかもしれません。楽しく生きていくために働いているにも関わらず、体を壊してしまっては元も子もありません。

また働きたいと思える感情になったら、働き始めるのでもいいでしょう。

転職サイトで職探しをしよう

現在の職場環境に不満があって辞めたいと考えている人は、まずは職場を変えてみましょう。看護師は国家資格なので、その職を手放してしまうのはもったいないです。

現在の職場での人間関係や制度形態に問題があると感じたら、看護師専門サイトの「マイナビ看護師」で、希望の条件や環境を専門の医療系転職支援サービスのプロに相談してみましょう。

医療機関に直接足を運び、現場で働く看護師から職場の状況等を聞いてくれるため、自分にぴったりの職場を見つけることができます。

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他職業に転職する

「もう看護師としては働けない」と強い感情を抱いている場合は、看護師の仕事から離れて別の仕事を探すことも検討していいかもしれません。

受付や事務の仕事なら自分のライフスタイルに合わせて仕事を続けることができます。

ほかの職業に転職するなら、大手転職サイト「リクルートエージェント」がおすすめです。大手リクルートが運営している転職サイトで、キャリアコンサルタントが提出書類の添削から面接対策までサポートしてくれます。初めての転職でも安心して活用できるサイトです。

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