看護師が奨学金を返せないときの対処法。返済猶予や返済額変更をすることはできる

看護師が奨学金を返せないときの対処法。返済猶予や返済額変更をすることはできる

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JobStep編集部
公開, 更新 ,

看護学校に通う際、学費を援助してくれるのが奨学金制度です。

奨学金の中には看護学生だけを対象にしたものや、病院グループの奨学金など、様々なものが存在します。

ただし、卒業後には返済の義務が生じるため、自分に合った最適な奨学金制度を選ぶことが大切です。ここでは、看護学校の学費や奨学金のこと、また返せなくなったときの対処方法などを紹介していきます。

なぜ奨学金を借りなければならないのか?

日本は世界的に見ても学費が高額で、先進国の中では、教育支援や奨学金制度が少なく、教育に対する投資も少ない国だといえます。また、景気が回復しているといわれながらも、労働者の実質賃金が伸び悩んでいることから、奨学金制度の利用が増えているといえます。

もちろん、奨学金を借りなくても大学費の支払いが可能な場合は、お金を借りる必要はありません。しかし現在は、およそ2人に1人は奨学金を借りて大学に通っています。

看護学校の学費はどのくらい?

ちなみに看護学校の学費は、公立と私立で異なってきます。公立は運営費用の一部が税金で賄われていることもあり、学費は安くなっています。ただ、国公立の看護学校は数少ないため、私立の学校も視野に入れる必要があります。

・国公立大学・短期大学  

60万~80万円台

・私立大学・短期大学

100万~200万円台

・私立看護専門学校

50万~200万円台

奨学金の返済がしんどくなってきたら?

奨学金の返済は、30歳、40歳まで続くことも多く、返済が厳しい人も少なくないでしょう。

そんなときは無理して返済を考えるよりも、返済猶予や返済額変更の相談をするようにしましょう。失業や年収の減少、病気になって働けなくなった場合などは、返済期間や金額を変更してくれる場合があります。

1人で考えるよりも、他に最善の策がないか確認してみましょう。

奨学金は返せる額を借りましょう

奨学金を借りる際は、将来の返済額や予測できる収入額をしっかりと見込んでおきましょう。

もちろん、入学する前に将来の収入額を予測するのは難しいですが、今の時代、インターネットである程度の年収額を把握することは可能です。自分の将来の目標に見合った学校を選び、ぜひ、立派な看護師を目指してください。

看護学校の奨学金の種類は?そもそも自分のあった奨学金を借りるべき

奨学金には様々な種類がありますが、大きく分けて3つのタイプがあります。返済義務があるもの、一定条件をクリアすることで返済が免除されるものなど、自分に合った奨学金をうまく活用するようにしてください。

利用者が多い、日本学生支援機構の奨学金制度

最も利用者が多い日本最大規模の奨学金制度です。「高校在学中にあらかじめ予約できる奨学金」と「大学や短大、専門学校に入学してから申し込む奨学金」があります。

無利息貸与の「第一種奨学金」と利息付貸与の「第二種奨学金」と2種類あります。

返還が免除される可能性がある、看護師等修学資金貸与制度

各都道府県が看護職員を確保するために、看護師を養成する学校に在学している人の修学を支援する制度となります。こ

の制度は、卒業後に貸与を受けた都道府県の病院や診療所など返還免除対象施設において一定期間継続して勤務した場合には、返還が免除されます。ただ、全ての都道府県で実施されているわけではありませんので、確認をしておきましょう。

病院独自でおこなっている奨学金制度

こちらも都道府県の修学資金貸与制度と似ていますが、病院が独自に設けた制度です。

看護学生の期間は決めたれた額を借りることができ、卒業後、決められた期間勤務することで貸与を受けた金額の減額もしくは免除をして貰える制度になります。一定期間の勤務が必要となりますが、返還免除になるという点は最大の魅力です。