看護学生が実習で抱えるストレス。自分のペースで出来ることからやっていこう

看護学生が実習で抱えるストレス。自分のペースで出来ることからやっていこう

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JobStep編集部
公開, 更新 ,

看護学生が看護師として社会に出るために、避けて通れないのが看護実習です。

これまで大学などの教育機関で学んできたことを、実際の医療現場で実習していく期間ですが、ストレスを抱える学生が多いのが実情。

そこで看護学生が実習で抱えるストレスについて紹介します。あなた1人ではなく、他の看護学生も抱えてやすい悩みです。悩みを共有し、解決法をアドバイスしながら、辛いこの期間を、諦めず乗り越えましょう!

レポート

必ずと言っていいほど提出を求められるのが実習レポート。提出に遅延が許されない場合も多いため、レポート作成のプレッシャーからストレスを抱えてしまう看護学生も多くいます。

しかし体験したことも文字化することで、知識としてより蓄積されます。パソコンをうまく活用して効率を上げたり、1日の終わりに実習指導者、担当教員と振り返りを行い、記録を作成する前に整理しておけばスムーズに仕上げられます。

素敵な看護師になるためにも、勉強できる機会だと考え乗り越えましょう。

能力不足

これまで学んできた技術や知識を思うように発揮できないことで、悩む学生は多いです。教育機関と実際の医療機関はやはり違うもの。

志高く実習に来たからこそ、不甲斐なさから能力不足と感じてしまい、ストレスと感じてしまう学生は多いですが、初めから完璧に全てをこなせる人は多くありません。

看護師になってから何か問題が起こってしまうよりも、看護学生のうちに学べるほうが、あなたにとってもいいでしょう。

自分ができることを少しづつやっていきましょう。

患者とのコミュニケーション

患者とのコミュニケーションも、実習の大切なカリキュラムですが、患者の中には実習生ということで冷たくする場合もあるようです。

一生懸命取り組むものの、コミュニケーションが上手く行かないことで、ストレスを感じる傾向があります。しかし看護師になってからもコミュニケーションが難しい患者は多くいます。いい練習の機会だと思いましょう。

趣味・食・出身地・家族など、テーマをあらかじめ用意しておき会話に活用してみると、そこから会話がスムーズに進むかもしれません。

教職員との関係

実習を行うために知識、技術、態度を指導する役割は教員が担っています。

教員は実習をとおして看護師として成長して行くための指導を行うので、あなたの実習状況や態度に問題があれば厳しい指摘をするかもしれません。

怒られるからという理由で、教員との会話にストレスを感じる人もいます。しかし、教員も実習をとおして看護師としての成長をねがっているのですから、委縮せずにあなたのほうから積極的な会話をしてみてはいかがでしょうか。

教員も実習生からの相談は親身になってきいてくれるはずです。もし自信がなければ、事前に指導者に相談の上で同席してもらうなども一案でしょう。

職場の人間関係

教員、患者との関係とも同様ですが、各関係者とのコミュニケーションもストレスのもとになります。

自分も認識している問題を、長時間にわたって直接指摘されればなおさらです。

どんな職業でも個人で完結するものはないので、自分への厳しい指摘も拒否することなく、「なぜ?原因は?」と自身の課題としてポジティブに受け止めていくことが大切になります。

他の実習生との関係

自分には上手くできないことを簡単にこなしてしまう実習生を見ると、苦しい気持ちになることもあるでしょう。比べられてしまうのは仕方がないですが、これを全てマイナスとして受け止める必要はありません。

あなたにはあなたの魅力があるはずです。他の実習生をみて焦っても何にもなりません。まずはできることから、自分のペースでやっていきましょう。

睡眠不足

実習という緊張感から、睡眠不足になってしまう実習生は多いです。今日の実習や明日の不安などで、つい眠れなくってしまい、ストレスになることがあります。

実際の現場では命の危機に関わる患者もいます。緊張するのはわかりますが、睡眠不足はミスにも繋がります。

自分の体調管理ができることも看護師にとっては大切な能力の1つです。実習生のうちから、ストレスの解消法やすぐに眠れる方法を探しておきましょう。

実習環境

実際の医療現場には、想像を超える緊張感があるでしょう。ましてや慣れていない学生にはその緊張感は想像以上に苦しいもの。

周囲も気配りをしているとは思いますが、実習という環境に身を置くだけで、それがストレスとなってしまうようです。

しかし今後実際で働く現場にもなります。今のうちから慣れておきましょう。

またこの実習中に「就職先はこんな環境がいい」「こんな環境は嫌だ」と将来を具体的にイメージしておけると、看護師になったあと病院とのギャップが少なく働くことができるでしょう。

時間の確保

実習期間中でも、学校の勉強もありますし、国家試験対策、就活などを抱えなくてはいけません。

やることが多いため、実習中心の生活では自分の時間が確保できず、いろいろなことが中途半端になってしまうかもしれません。

そんなときは、どうして看護師を目指そうと思ったのか思い出してみましょう。自然とやる気が湧いてくるでしょう。

また全部完璧にこなそうとするのではなく、ときどきリフレッシュをしながら、この大変な時期を楽しめるくらいのマインドが大切です。

カンファレンス

カンファレンスは常に実施されるものです。まだ経験の乏しい学生には、カンファレンスが醸し出す緊張感に耐えるのも大変でしょうが、そこで発言を求められ、実際に発言することもストレスでしょう。

実習時は、発言指摘を受けないかなどと考えてしまい、ますます口が重くなってしまうことでしょう。緊張する場面ですが、ネガティブにならず積極的にカンファレンスの場で意見を言えるように、また相手の意見もしっかり聞けるようにすることが大切です。

しかし人生の時間軸で考えたら、カンファレンスなんて一瞬。実習生は100点満点の回答をする必要はありません。きちんと自分の意見を発言できることが大切でしょう。

満員電車での通勤

毎日の実習と記録作成に追われる中で、早朝からの通勤は大変です。

実習環境も決して、現在の学校近辺とはかぎらず、どちらかというと実習ができる別の環境にしばらく通うことになります。

早朝は通勤ラッシュにぶつかることもあるので、通勤電車での疲労や思わぬ転倒を抑えるためにも、両手が空くように手さげかばんは避ける、疲れない靴で通勤する等の工夫をするといいでしょう。