看護師は病気になりやすい!?看護師に患者の病気が移ってしまうことも

看護師は病気になりやすい!?看護師に患者の病気が移ってしまうことも

J
JobStep編集部
公開, 更新 ,

看護師は日常的な仕事のストレスや、患者からの感染により、衛生管理が万全でも病気が移ってしまうこともあります。

看護師がかかりやすい代表的な病気として、感染症をはじめ、うつ病などの精神疾患なども挙げられます。夜勤などで生活リズムが不規則になることが、病気になりやすい原因の1つにでもあるでしょう。

今回は看護師が罹患しやすい、病気や患者からの感染リスクの高い病気などを紹介します。

看護師がなりやすい病気

看護師は日々患者のために仕事に従事していますが、ストレスを抱える看護師も多く、放置しておくと重大な病気を患ってしまうケースがあるため注意が必要です。

どこの医療機関でも看護師不足は深刻な問題で、体調が悪くても仕事を優先的に考え、体の不調は放置して仕事を頑張ってしまう人も少なくはありません。一体看護師は、どのような病気のリスクが高いのでしょうか?

鬱病

看護師が最もかかりやすい病気が、精神疾患である鬱病。命を預かる仕事のため、常に緊張感や患者の対応などでストレスが抱える看護師も多く、不規則な睡眠リズムが鬱病のリスクを高める大きな要因になっています。

厚生労働省の調査によると、看護師の1割は鬱病傾向があるというデータもあります。また精神被害による労災請求件数は平成22年で84件にも登っています。請求件数は、前年よりも24件増えており、精神疾患を抱えている看護師は非常に多いことがわかります。

働くなかで日々のストレスが蓄積されていき、肉体的・精神的に限界に達したときには、手遅れになっている場合も少なくありません。鬱病などの精神疾患を発症してしまうと、完治まで時間もかかります。少しでも体の異変を感じたら、休むのがいいでしょう。

不眠症

大半の看護師の勤務体系は、日勤と夜勤が組み込まれた2交代もしくは、3交代制。生活リズムも不規則です。肉体は疲れていても、満足な睡眠が思うように取れない人も少なくありません。

九州大学の研究によると、全国のおよそ12%の看護師が眠りを助けるために、睡眠剤・安定剤などの薬・アルコール飲料などの睡眠補助品を使っている結果もあります。

無理して寝ようとしても逆に気持ちが安定せずに、反対に寝つきが悪くなってしまうこともあります。重大な医療ミスにもつながりかねない事態になる可能性もあるため、看護師の不眠症は大きな問題と言えるでしょう。

胃潰瘍

ストレスにより自律神経に異常をきたすと、胃粘膜の機能が落ちるため胃酸により炎症を引き起こすことがあります。

何も治療をせずそのまま放置した場合には症状が悪化し潰瘍となってしまい、最悪手術になる場合もあるため、胃の不調を感じたら早めに対処しましょう。

看護師はストレスが溜まりやすい環境の中で仕事をしているため潰瘍のリスクは高まります。胃の違和感を感じていても、日々の忙しさに追われ胃潰瘍・十二指腸潰瘍などを発症するまで放置してしまうケースが多く見られます。

悪化させてしまうと完治まで時間を要してしまうことになるため、体調に異変を感じたら早目に検査をすることが大切です。

看護師に患者の病気が移ってしまうこともある?

看護師は患者からの感染にも注意する必要があります。日常的な手洗いうがいなどは重要です。

結核

結核は空気感染するため看護師や医療従事者が、患者からうつされてしまうケースもあります。

基本的に結核患者は隔離して治療しますが、風邪の症状に似ている病気であるため、判明する前に結核患者に、接触して感染する可能性もあります。隔離病棟では結核菌に対する感染対策が万全なため、危険リスクは少ないでしょう。

インフルエンザウイルス

看護師が患者から感染する病気で1番多いのは、インフルエンザやノロウイルス、風邪です。病院内ではマスクはもちろんのこと手洗いやうがいが、重要なため徹底して行うことにより感染リスクを減らすことができるでしょう。