救命救急センターで勤務する看護師。どの診療科よりも命に向き合っている

救命救急センターで勤務する看護師。どの診療科よりも命に向き合っている

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JobStep編集部
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救命救急センターとは、複数の診療科領域にわたる、重篤患者を、原則24時間365日体制で必ず受け入れることができる病院です。心肺停止・多発外傷など、高度な医療技術を必要とする患者の診察・手術・処置をおこないます。

全国には、高度救命救急センターが41施設、地域救命救急センター17施設があります。広範囲の熱傷・四肢切断・急性中毒などの特殊な患者を受け入れることができる施設は高度救命救急センターと呼ばれます。小規模でありながら、重篤患者を受け入れることができる施設を地域救命救急センターと呼びます。

そんな救命救急センターは、人命が大きく関わる非常に重要な現場です。しかし24時間365日体制であることや、複数の診療科領域の知識を求められるため、医師・看護師ともに勤務中休める時間は少なく、心身ともに辛さを感じてしまう人もいるようです。

救命救急センターで勤務する看護師の役割

救命救急センターで勤務する看護師の役割で最も重要なことは、救急処置です。心臓・呼吸が止まってしまった患者への蘇生処置、止血するための包帯法、骨折時の固定処置などをおこなうことになります。さらに医師がおこなう治療に対し、補助をおこなうことも多くあります。特定の診療科に勤めるよりも、医療行為が多いことが、救命救急センター看護師の特徴といえます。

また医療行為だけではなく、トイレや食事の介助、痛みを和らげるための処置、体制を変える補助なども仕事の1つです。また患者の家族への精神的ケアなども大切な業務の1つです。ほかにも医療品の補充・患者のカルテ更新など、仕事は多岐にわたります。

救命救急センターで勤務するには?

救急看護師になるには、看護師の国家資格が必要です。国家試験の受験資格を得るためには、看護大学・看護短大・看護専門学校のいずれかを卒業する必要があります。

看護大学等を卒業したあと、救急医療施設に就職して救急看護師になる人もいれば、救急以外の看護経験を積んでから救急医療施設に移動してくる人もいます。

救急看護師には、迅速な判断力・高度な知識・適切な救急処置の技術・ストレス対処能力などが求めらるため、一定のスキルをもっていたほうが、救命救急センターでは活躍できるかもしれません。

救命救急センター勤務のやりがい

搬送時は重篤である患者が、少しつづ回復していくのは、喜ばしいことでしょう。とくに救急領域では看護ケアの結果が短期間で表れるため、よりやりがいを感じられる人もいるはずです。

また救急看護師が働く救急科には、循環器科・脳神経外科・形成外科・整形外科・呼吸器科・眼科・消化器内科・産婦人科・皮膚科など、勤務する病院に存在するすべての診療科患者が搬送されてきます。

そのため、救急看護師には幅広い診療科の看護スキルが必要になります。業務や講習会を通して、全診療科に関するスキル・知識を高めることができるのが、救命救急センターで勤務する魅力ともいえます。

さらに、生命の危機にさらされている患者が運ばれてくるため、救急看護師は瞬時に状況を把握し、適切な応急処置、医師への報告をする必要があります。迅速な判断力は、その後どの診療科にいっても重宝されるスキルになるはずです。

救命救急センター勤務が、つらい・きつい感じた瞬間

救命救急センター勤務にはやりがいがある一方、生命の危機にさらされている患者を相手にするのは、それなりのプレッシャーもあります。そして迅速な対応についていけなくなることも少なくないのです。

頭がパンクしそうになる業務量

救命救急センターでは、二交代勤務になることが多いです。休憩時間を抜くと実働12時間労働になりますが、実働時間は一瞬も気が抜けません。

救命救急センターではさまざまな状態の人が運ばれてきますが、いつどのタイミングで患者が搬送されてくるか全くわからないためです。昼食を食べている最中に、業務に戻らなくてはいけないことも、少なくないのです。

また入院している患者も、どのタイミング状態が急変するかなんてわかりません。アラーム音・患者の目・患者の動き・ずっと表示されている心電図の波形、全てが観察項目であり、考えることも見ることも山ほどあります。

拘束時間の長さ

勤務時間の長さもきついのですが、勤務時間外での拘束時間が長くなることもあります。救命救急センターのため、常に最新の医療技術・病・怪我などについて知識を入れておく必要があります。

勉強会が実施されることもありますが、休日出勤になることや、夜勤終わりに参加しなくてはいけないことも多く、体力的な負担が大きいのも、救命救急センターの特徴といえます。

この勉強会の回数も多く、週に1回くらいのペースで実施されることも。そのため実質休みが週1回になっている看護師が多いようです。

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上記で紹介したように救急看護師は、張りつめた雰囲気の中、慌ただしく走り回らなくてはいけないこともあります。しかしいろいろな診療科に関わる患者が運ばれてくるからこそ、チーム一丸となり、相談しあいながら患者を助けようとする場面が多いです。

どの診療科よりも命に向き合っている場所といっても過言ではないでしょう。

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