看護師が離職する理由6選:プライベートを充実させたい?

看護師が離職する理由6選:プライベートを充実させたい?

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JobStep編集部
公開, 更新 ,

人気のある看護師職ですが、離職率が高いのも事実。では、なぜ看護師の離職率は高くなってしまっているのでしょうか。

今回は、看護師の離職率が高い理由について考察していきます。これから看護師を目指す人や、管理職として離職率を下げたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

拘束時間が長く、プライベートが充実しにくいから

看護師の仕事は主に、医師の診断に基づいて患者の診療を補助したり、入院患者の生活の面倒を見たりするものです。

病院勤務だと、基本的に夜勤のある三交代制の勤務形態が多く、不規則な生活を強いられるので、疲れをとる時間も十分に取れない、プライベートも充実させにくい、といった声が多くあがっています。また、拘束時間が長く、超過業務が多い、という実情もあります。

看護師はとても大変な仕事である、ということはまず間違いないことのようです。

結婚、妊娠・出産のため

日本看護協会は、就業促進や職場環境改善のために、就業に関する調査を行っています。そのデータを見ると、看護師の辞職理由が見えてきます。

「自分自身のこと」というカテゴリでの離職理由の回答で一番多いのが、「妊娠・出産」、次いで「結婚」と、人生の転機に看護師を辞めている人が多いです。

結婚したら、パートナーと生活リズムを合わせるために辞めることも多いのです。

出産・育児の際に続けにくいから

上記に関連して、出産・育児の際のサポートが充実していないという点も挙げられます。

看護師の仕事は、夜勤などが多いところもあり、時間が不規則になること、勤務時間が長く、プライベートで別な職業の人と時間が合わせづらいというポイントもあります。妊娠した身体で続けていくのは困難だと判断した看護師が多いということでしょう。

夜勤があると、どうしても出産前や育児との両立が難しくなってしまいます。仕事をカバーし合う体制がうまく成り立っていない病院だと、結局辞めざるを得ないことも。

人手不足で人員がギリギリなので、妊娠した人にどこか冷たい現場があるのも事実。そのため、結婚した時点で辞めてしまう人もいます。

サポート体制を充実させたり、院内に保育所を用意したりと、子持ちでも働き続けられるような仕組みが必要です。

身体的・精神的に負担が大きいから

結婚、出産・育児に続く理由の中に「自分の健康」があります。看護師の退職理由の2番目に多いのが、身体的、精神的な健康状態が悪くなったこと、ということです。

不規則な生活で身体的に疲れてしまったり、医療現場独特のストレスや、特殊な人間関係に心が参ってしまうことが多いのでしょう。そういった点からも、人生の大イベントを機に看護師を辞めてしまう人は後を絶ちません。

奉仕の心が必要とされることで、身体的にも精神的にもストレスが大きい職種と言えるでしょう。看護師の離職の背景には、そういった「負担の大きさ」があるのです。

人命に関わる責任が重いから

先述の統計で、は、「責任の重さ・医療事故への不安」という回答も多くなっています。

看護師の業務は病院勤務かクリニック勤務かで内容も変わってきますが、患者の健康を考え、医療に携わる、責任の重い仕事であることは間違いありません。

人命にかかわる仕事だからこそのストレスも、負担になっています。

人手不足

看護師にかかる負担が大きくなる原因は、人手不足です。

病院ではいつも人員がギリギリで、余裕のない毎日が続きます。音を上げて誰かが辞めていくとさらにハードになるという悪循環が繰り返されています。

看護師不足は慢性化して久しいので、看護師を辞めさせずにつなぎ止めるためあらゆる取り組みが行われています。しかし、現場レベルではとにかく毎日が大変で実感できないことがほとんどです。

給与が上がらないから

小規模な病院だと経営がうまくいっていないこともあり、長年勤めていても給与がほとんど上がらないこともあります。時には残業代も出ないというケースも散見されますね。実際に小規模の病院だと離職率が平均の11%から16%にまで跳ね上がります。

ブラック企業という言葉がありますが、離職率の高いブラックな病院があるのも事実です。短期間でスタッフが入っては辞めていくので、ハローワークや求人誌ではいつもその病院の求人が紹介されています。

新人看護師の時に能力のギャップが埋められないから

新人看護師の離職率は7~8%です。彼らの離職理由の多くは、求められる能力と自分の能力との差をなかなか埋められずに向いてないと思って辞めてしまうパターンです。

先輩や上司が厳しくて相談しづらい雰囲気なのも、新人時代の試練です。「先輩に嫌われてる」「いじめられてるかも」と人間関係を理由に辞めてしまう例も多く見られます。

そのため現場の新人ケアも重要で、経験年数のあるプリセプターをつけたり、主任や師長とも相談しやすい雰囲気にしたりと、大病院を中心に工夫がなされつつあるところです。

スキルアップのため

東京や大阪といった都市部では、看護師の離職率が14%と高くなります。これは転職者も含まれているからです。

看護師は人手不足である上に病院による業務の違いが少ないため、転職をしやすい職種です。病院が多い都市部では、よりよい待遇のところや、スキルアップできそうな職場を選んで転職しているケースも多く見られます。

逆に地方だと一つの病院に長く勤めるのが基本のスタイルとなり、離職率も1ケタまで下がっています。

離職する前に考えるべきこと

では、生活が変わったり、自分の負担が大きくなってしまったら、離職するしかないのでしょうか。ここで考えたいのが、別の勤務形態に変えることや、転職して場所を変えることです。

例えば、パート勤務にしてみたり、時短勤務への変更が出来ないか検討してみる。また、病院を変えたり、クリニック勤務を考えてみるのもよいでしょう。

子供を保育園に預けられる時間だけ働いたり、夜勤のない勤務形態で働くなど、離職しなくてもプライベートを確保できる方法を模索してみるといいかもしれません。

その時に、ぜひ利用してほしいのがマイナビ看護師です。大手株式会社マイナビの運営する看護師専用の転職サイトで、個人の様々なニーズに合わせた求人が用意されています。

週2~3日で働ける職場、日勤のみで働ける職場など探してみると多くあることが分かります。離職を考える前にぜひ一度、自分のライフスタイルに合わて働くことが可能な職場がないか探してみてください。

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