准看護師と正看護師の違いとは?准看護師がステップアップする方法も紹介

准看護師と正看護師の違いとは?准看護師がステップアップする方法も紹介

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JobStep編集部
公開, 更新 ,

看護師の中にも准看護師と正看護師という2つの種類があり、資格取得までの難易度や実際に行える業務が異なります。

では、具体的な准看護師と正看護師の違いはどのような点にあるのでしょうか。

准看護師と正看護師の違い

以下では准看護師と正看護師の違いを4つの項目に分けて紹介していきます。

保有する資格

准看護師と正看護師の違いは保有する資格です。

正看護師は看護師免許という国家資格を保有しています。看護師免許は高校卒業後に3年制あるいは4年制の看護大学・短大に通い、厚生労働省の指定する国家試験を受けることで取得できます。

一方で、准看護師免許は国家資格ではなく、各都道府県が発行する公的資格という扱いになります。准看護師資格は中学校卒業後に2年制の准看護師養成所・看護学校に入学して、准看護師試験に合格することで取得できます。

看護師試験の合格率は例年90%程度、准看護師試験の合格率は約98%になっています。

仕事内容

次に大きな違いは、仕事の内容の差です。業務範囲に差はないので、患者から見れば准看護師と看護師の違いはわかりにくいかと思います。

しかし、仕事をするにあたって、正看護師は医師の指示や自らの判断で看護業務ができますが、准看護師は医師や正看護師の指示がないとその仕事にあたれないという制限があります。

つまり、准看護師の場合は、自らの判断では看護業務はできません。また准看護師から看護師に対して指示を出すこともありません。経験年数が長い年上の准看護師であっても、経験年数が短い正看護師から指示を受ける必要があります。

また、准看護師は同様の制限が理由でマネジメントをする役職(主任や院長などの管理職)になることができません。

給与・昇進

やはり資格をとるための難易度や時間のかけ方が違うため、働き始めてからの昇進のスピードや給与に差が出てきます。

具体的には准看護師の平均月収は28万円、これに賞与・ボーナスが加算され、平均年収は407万円です。これに対して正看護師の平均月収は33万円、平均年収は475万円と大きな差があります。

平均年収だけでもおよそ70万円ほど異なり、これが何年も続くとなると双方の収入に、大きく差ができることになります。

勤務場所

一般的には業務内容が同じだとしても、看護配置基準では准看護師は数に入らないため、高い看護基準を目指す病院や診療報酬を得たい病院では准看護師を募集していない場合もあります。

准看護師は小規模なクリニックや診療所での仕事が多く、大きな病院で働く看護師の数は、准看護師が全体の4割程度に対して、正看護師は7割に上ります。

准看護師から正看護師になる方法

ここからは、准看護師から正看護師になるにはどのような方法があるのかということを紹介していきます。

准看護師と正看護師の違いを読んで、看護師のような決定権や昇給のチャンスが欲しいと感じたら、ぜひ参考にしてください。

1.3年制の看護専門学校に通う

准看護師が正看護師を目指すルートとして、最も多いのは夜間の専門学校を利用するパターンです。

臨床実習の実施がされていたり、周囲に知識豊富な人が多いので試験勉強に有利とも言えます。また、資格取得までの勤務年限が儲けられていません。

長く勤務しているのであれば通信制がお勧めですが、勤務経験の浅いうちであれば、このパターンがおすすめです。しかし通学では金額面でも緩やかな支払いになるので、自分自身の職場環境や財布事情と相談が必要ですね。

学校に通いながら資格取得を目指せると言っても、週に3日は通学せねばなりませんし、実習時には週5日は割かねばなりません。

職場との相談の上で、資格取得をサポートしてくれるかどうかを見極めましょう。状況によっては、自分自身のために動きやすい職場への転職も視野に入れても良いかもしれません。

看護師の転職におすすめなのが、マイナビ看護師という求人サイトです。ひとりひとりにキャリアアドバイザーがついてくれるため、今後のキャリアについての相談などを持ちかけることも可能です。

他の転職サイトには載っていないような職場の雰囲気などをあらかじめ知ることができるため、資格取得を応援してくれるような職場かどうかを見極めることもできます。ぜひ一度、下のボタンから公式サイトをチェックしてみてください。

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2.準看護師実務経験を積み、2年制の通信制課程の看護専門学校を受講する

近年法律の改正があり、準看護師としての実務経験が5年以上あれば通信制課程で学ぶことで準看護師から正看護師の資格を取れるようになりました。

准看護師として勤務して来たこれまでのキャリアを分断することなく正看護師になれる方法ですね。

年40万円程度×2年で資格取得が可能となるため、業務に差し支えなく取得が出来るシステムになっています。

3.全日制の看護学校に通う

全日制となれば一旦現状の職場を退職することも考えなければなりません。しかしながら、最短三年で正看護師の資格を取得でき、学業に専念が出来る環境が得られるので、無理なく資格取得ができます。

学費は比較的安く済みますが、ある程度の貯蓄や何らかの支援がなければ社会人には厳しい選択肢となるのは否めません。人によっては週末に夜勤を入れながら学校に通う、という人もいるかもしれませんが、それだけでは賄い切れるものではありません。

入学と同時に学生に戻る心積もりと、そのための計画が求められるでしょう。

准看護師から正看護師を目指すときの職場の選び方

准看護師から正看護師にキャリアアップする方法がわかったところで、働く場所が見つからないようでは意味がありません。学ぶ場所を探すとともに、働く場所に対しても常にアンテナを張っておくようにしましょう。最後に、職場を選ぶ際に注意すべきことを紹介していきます。

学校探しと並行して職場リサーチを

働きながら目指す人が多いのが、準看護師から正看護師への道のりです。通信制であれ定時制であれ多少は業務にも響くので、入学する意志を固めたら早めに現状の職場環境と学校をリサーチしておきましょう。

通学しながらの仕事を続けることが可能かどうかを見極める必要があります。その過程で資格取得を優先するのか、仕事を優先するのか求められる場合もあるかもしれません。

ですが、資格取得には職場のサポートが欠かせません。協力的な場合もありますが、時には非協力的な場合も有り得ます。

無理をしてまで現状の仕事を優先したいのか、転職をすべきか、自分の中で明確な線引きを持って交渉に当たりましょう。

就学支援求人や、理解ある職場への転職

資格勉強をしながら勤務をするのは体力的にも能力的にもシビアな選択です。実際、学生から正看護師を取得する場合と、準看護師として社会人となってから正看護師を目指すのでは、合格率がかなり違ってきます。

その理由は年齢ばかりではなく、現在抱えている職場環境に縛られているためでもあります。現況の職場にせよ、違う職場にせよ、交渉次第で資格取得の手助けが得られるかもしれません。今の職場では難しそうだと感じたら、早めの転職を考えましょう。

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