看護師は産休を取れるの?産後8週間は法律上休まなくてはいけない

看護師は産休を取れるの?産後8週間は法律上休まなくてはいけない

J
JobStep編集部
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産休とは働く女性に認められた権利です。女性の多い看護師においても同様に認められています。産休を取得するときには、いくつか注意すべき事項があります。そこで、今回は看護師が産休を取る際に気を付けるべきポイントを8つ紹介します。

これから産休を取得される方は、ぜひ参考にしてみてください。

看護師は産休を取れるの?

労働基準法では、産前休暇・産後休暇が付与されます。この産前休暇・産後休暇を合わせて産休といいます。産前休業は、出産予定日の6週間前、産後休暇は出産の翌日から8週間の期間となります。

産前休暇は申請により取得ができますが、産後は必ず休まなければいけない期間です。そのためどんなに忙しい病院で働いていたとしても、産後は8週間休みになります。守らない病院は、法律違反となります。

産休を取りやすい病院・取りにくい病院がある

クリニックに勤めている人数や、病院の規模、勤務している人の年齢層によって、産休の取りやすさには違いが出てくるでしょう。

病院が小さく勤めている人が少ない場合、変わりの看護師を見つけるのは非常に大変です。また子育て世代のママさんが多い病院では、お互い様と快く産休に入れる場合もあるでしょう。

会社を選ぶ際は、その点も選ぶときの1つの指標にすることをおすすめします。

看護師が産休取得をする際の注意点

産休を取得する際の院内ルールを知っておく

産休を取得するためにいつまでに、何を提出しなければならないのかは病院によって異なってきます。何週間前・何ヶ月前までに、妊娠証明書などの書類を提出しなければならないのか報告ルールを確認しましょう。

適正な事務処理を行わないことで、産休が取得できない可能性があります。しっかり院内ルール・人事規定を確認する必要があります。

妊娠が発覚したらすぐ師長に報告・相談する

産休を取るというのは労働者として当然の権利です。しかし、自身が抜けることで職場に迷惑をかけてしまうのも事実です。

そのため、妊娠が発覚した時点で師長に報告することで、病院側は、自身が産休で抜けたときの体制づくりを行うことができます。言いにくいことかもしれませんが、職場の運営を考えるのであれば早めの報告が大切です。

夜勤について確認をする

看護師において、ほぼ全員が夜勤を経験しています。しかし夜勤は体への負担が大きく、流産や切迫早産になる可能性もあります。病院側と交渉し、夜勤を減らしてもらうなどの措置をとれるようにしてもらうのが望ましいです。

公立病院と私立病院で扱いが違う場合がある

看護師といっても、公立病院で働いている場合は公務員であり、私立病院で働いている場合はサラリーマンと同じ立場です。そのため、公立病院では容易に産休を取得することができます。

一方で私立病院、特にクリニッククラスの病院だと、産休を取得しようとした場合に病院を退職するよう圧力をかけられたり、マタハラやパワハラなどを受けたりと、経営者や師長の対応に左右されることも少なくありません。

もちろん、産休を取得させてくれる病院が大半なので、過剰に気にする必要はありませんが、過去に自身の働いている病院で産休を取得している方はいるのか、どのような対応をされたかというのは認識しておく必要があります。

産休・育休が取れる期間を把握しておく

産休の取得可能期間としては、出産前6週から出産後8週間の期間と定められています。そのため、産休をとれるのはせいぜい3~4ヶ月だと把握しましょう。

また産休とセットで取得されることの多い育児休暇ですが、育児休業法により、同じ職場で1年以上働かないと取得できないとされています。そのため、産休は取れても、育休が取れないというケースは十分想定されます。

産休取得時にもらえるお金を把握する

原則、産休中に給料を支払ってくれる病院はありません。しかし、産休中は健康保険から基本給の2/3が支給される仕組みとなっています。また育休中においてもは加入している雇用保険から基本給の1/2が支給され、加えて出産一時金として出産した際は42万円が健康保険より支払われます。

産休中にどれくらいのお金をもらうことができるのかを確認し、何かとお金のかかる時期の実入りの計算をしておくことは重要です。

産休まではできる範囲で仕事を頑張る

産休は行使すべき権利ではありますが、先述の通り行使することで周囲に迷惑をかけてしまうのは事実です。

そのため、自身が休むことで迷惑をかけるということを少しでも意識しましょう。休むまでの期間は頑張って働き、周囲から祝福されながらお休みできるようにすることが大切です。

復帰後の対応を考える

産休を取得するということは、職場に復帰するというのが前提となります。そのため、出産後どこに預けるのか、自身のキャリアをどのように形成していくのかということは重要な問題です。

既に出産し、社会復帰している方の話を聞くなどして、自分は出産後どうするのかある程度計画を立てておくことが望ましいでしょう。出産後は大きく生活が変わるので、1人で悩まず、情報を収集するといったことを早い段階から行うことが大切です。