看護師のイメージとその実態の差を解説:モテるけど過半数が未婚

看護師のイメージとその実態の差を解説:モテるけど過半数が未婚

J
JobStep編集部
公開, 更新 ,

看護師と聞いて、どんなイメージを抱きますか?

優しい性格の人が多そう、モテそうといった良いイメージから、仕事がきついつらそうといった悪いイメージまでありますが、得てしてイメージと実態と言うのは一致しないもの。

今回は、看護師に対するイメージと、その実態を紹介します。

看護師の仕事は優雅そう

医療もののドラマや映画などから、看護師は優しくて、癒してくれそういったイメージを持つ人が多いようです。

医療現場で華麗に働く白衣の天使、という映像が浮かぶ人は少なくないでしょう。

純情そうとか、いつでも笑顔で気持ちを明るくしてくれそうといったイメージがありますが、実際の仕事は天使のように優雅にはいかず、多くの患者さんに対応するため時間にシビアに、ご飯を食べる休憩もないくらい忙しく働いています。

看護師の約9割は女性ですから、人間関係もどろどろしている場合が多いです。

派閥争いやいじめが横行する、女社会特有のちょっと難しい人間関係が展開しています。

看護師さんの仕事は、「きらきらした白衣の天使」というイメージ通りではないです。

看護師は給料が高そう

看護師の給料に関して、世間には高給取りであるというイメージと給料が安いというイメージの2つがあるようです。

厚生労働省が発表している看護師の年収に関するデータを参考にすると、平成22年度の看護師の平均年収は約470万円でした。

これは、労働者全体の平均年収である、約410万円を大きく上回る結果です。

また、他の年度からの推移で比べた場合、労働者全体の収入が落ち込んだリーマンショックの際でも、看護師の平均年収はそこまで落ち込むことはありませんでした。

そして看護師の年代別の年収推移を見ても、20歳から24歳の平均年収が約300万円強からスタートするのに対し、看護師は約400万円弱からスタートするので、同じ年代の女性労働者の平均年収から比べてみると、ほぼ100万円の差があることになります。

ただ、年齢が上がっていくと話は少し変わってくる様子。

35歳から39歳に差し掛かったところで、看護師の平均年収は同年代の労働者の平均年収に追い越され、以後追いつくことはありません。こういった事情から給料が高い、安いという意見がわかれているようです。

看護師はモテそう

看護師はモテるといったイメージを抱いている人は多くいるでしょう。実際に看護師というだけで面倒見がよさそう、しっかりしてそうなどといったイメージに惹かれて男性から人気を持たれることが多いです。

しかしそのために「勝手に期待されてイメージと違うとがっかりされた」という看護師の声が多く挙がっています。

看護師がモテる職業というのは間違いないようですが、結婚をしている人が多いかというとそうでもありません。

リクルートのナースフルが行ったアンケートでは、30代の女性看護師の未婚率は約50%。

つまりほぼ半分の人が結婚していないということになります。

また、他の業種の女性の結婚のピークが20代後半から30代前半なのに対し、看護師の女性の結婚のピークは30代から40代と遅め。

不規則な勤務やハードな仕事内容など、プライベートをじっくりと取りにくい職業であることが影響しているようです。

看護師は転職をしがち

看護師は転職が多いというイメージを持たれがち。看護師は資格という手に職があるタイプの仕事であるため、実際にこのイメージはあたっています。

病院の規模・形態や、配属される科によって業務内容が大きく変わってくることは事実ですが、看護という仕事内容に大きな変わりはなく、前提となる知識は共通化されているため、看護師はどこにいっても働くことができます。

仕事を変えやすいため、ライフスタイルや労働環境の変化によって働く職場を変えることも一般的になっています。

看護師の理想と実態まとめ

看護師へのイメージと、その実態について紹介してきました。

結論としては、看護師は必ずしも白衣の天使ではないということが言えそうです。もちろん、人を助ける素晴らしい職種であることは間違いありません。しかし、ドラマなどのフィクションを鵜呑みにして期待値を高め過ぎてしまうのはよくないでしょう。