准看護師になるには?資格や試験について詳しく解説

准看護師になるには?資格や試験について詳しく解説

J
JobStep編集部
公開, 更新 ,

准看護師とは、医師や看護師の指示を受けて、看護業務をおこなう看護師のこと。業務内容は正看護師と同じく、患者のケアをすることですが、自身の判断で業務を行えないという点が特徴です。

しかし、正看護師と違い、資格の取得に費用が少なくて済むうえに、働きながら資格取得ができて、介護福祉士にはできない医療行為が可能なために介護関連の施設などでは引く手あまたということで、最近では社会人や主婦が、准看護師の資格を取得する傾向があります。

知名度がそれほど高くない准看護師ですが、なるために必要な資格や条件はどのようなものなのでしょうか。

准看護師のなり方

准看護師は患者の命にかかわる職業なので、資格が必要になります。この資格は各都道府県が発行する准看護師免許というもので、各都道府県が実施する准看護師試験に合格することで、取得することができます。

そして、准看護師試験を受けるためには、一定の受験資格を満たさなければなりません。その受験資格というのは、准看護師養成所・看護学校を卒業するというものです。

以下では、この准看護師養成所と、准看護師試験について、順番に詳しく説明していきます。

准看護師養成所の種類と特徴

先述したように、准看護師試験の受験資格を得るためには、准看護師養成所を修了しないとなりません。

准看護師養成所には、主に次の2種類があります。

准看護師学校

准看護師学校は2年制の学校で、中学卒業以上の学歴があれば入学することができます。入学試験も中卒レベルです。

ただし、必ずしも中学卒業直後の学生だけが入学するわけではなく、入学者の半分が高校既卒、残りが高校新卒と大卒、短大卒と、社会人生活を経験した大人も多い点が特徴です。そのため、中学や高校を卒業したばかりの学生は、授業態度や礼儀、教室マナーについても学べます。

形態としては、通日の授業を週3回ほどおこなう全日制と、午後だけや夜間に週5日の授業をおこなう半日制の2つがあります。自分の生活スタイルにあわせて、コースを選ぶことができて、どちらも時間にやや余裕があるので働きながら資格を取得することが可能です。

勤務開始までが短く、学費も2年で140万円ほどと、比較的安く済むので受験者が増えています。

高等学校衛生看護科

高等学校の衛生看護科を卒業することでも、准看護師試験の受験資格を取得することができます。

こちらの場合は、高校なので3年制で、社会人入学をする生徒もほとんどいません。

准看護師学校との違いとしては、いわゆる普通の高校生活を楽しめる点が特徴です。

なお、普通の高校との違いとしては、看護科では一般的な高校で勉強すべき内容がほとんど圧縮されているカリキュラムになっている点と、看護師・准看護師以外の道を模索できる可能性が減るという点が挙げられます。

准看護師試験について

各都道府県が実施する准看護師試験を合格することで、准看護師の都道府県知事免許を取得できます。

試験内容は筆記試験で13科目150問、合格のためには60%以上の得点率が必要です。同年に複数回の受験が可能で、合格率は97~98%と高くなっています。

ちなみに合格後の資格自体は住民票のある住所地の都道府県知事から交付されますが、日本全国どの県でも働くことができます。

准看護師が活躍するために必要な能力

准看護師には、「人のために役立つ」仕事がしたいと強く思っている人向いているでしょう。看護師はやりがいのある職業で、社会人としての経験を発揮できる場所です。

また看護師の資格は一生有効なので、いくつになっても働くことができます。

准看護師の資格を取得して、准看護師として勤務しながらお金を貯めて正看護師を目指すこともできます。そのためコツコツとキャリアアップを目指している准看護師は多いです。

病院勤務では、夜勤などがあり、体力的につらい場合がありますが、クリニックや訪問看護事業所やデイサービスなら日中だけの勤務なので転職先として人気があります。