26・27歳から看護師になる方法。メリット・デメリットは?

26・27歳から看護師になる方法。メリット・デメリットは?

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JobStep編集部
公開, 更新 ,

26歳、27歳から看護師を目指そうと思うと、まず今からでも看護師になれるのかと心配になりますが、その必要はなく、むしろ現在では26・27歳から看護師になる人は数多く存在します。

厚生労働省も、社会人からの看護師に転職する転職者を支援する方針なので、年齢に関して心配する必要はありません。

26・27歳から看護師を目指す人は多い

26・27歳からでも看護師になることができます。毎年政府統計として調査が行われています。

昨年度の調査によると、看護師を養成する養成校の入学者の約16%が25歳以上であり、准看護師を養成する養成校では25歳以上の入学者の割合は50%にのぼるほどです。

そのため、26・27歳から看護師になるのは決して特別なことではなく、むしろいたって普通だということが数字に現れているのです。

また、2015年3月には、厚生労働省が「看護師養成所における社会人経験者の受け入れ準備・支援のための指針」を公表しており、厚生労働省も社会人を経験したあとで看護師になりたい人を積極的に支援しています。

看護師になるには

具体的な看護師のなり方ですが、まず看護師として働くためには国家資格である看護師免許の取得が必須になります。

看護師免許は監視試験を受験して合格すると取得することができますが、この試験を受けるためにも受験資格というものがあり、それは国が定める看護師養成所を卒業していることが要件となります。

看護師養成所には看護大学、看護短大、看護専門学校の3種類があります。

また、上記は正規の看護師のなり方ですが、看護師の資格は2種類あり、正看護師の他に准看護師という資格も存在します。准看護師の方は、業務内容は正看護師と変わらないものの、医師や看護師の指示なしに業務にあたれないという点が特徴で、看護師より少ないコストで資格を取得できます。准看護師になるためには、准看護師養成学校に通うことが一般的です。

以下では上記の4つの学校について詳しく紹介します。

看護専門学校

看護師資格を最短で取得する方法は、看護専門学校か、看護短期大学で所定の単位を修了することです。いずれも看護師養成課程校3年一貫性の看護に関する学科が設けられている学校です。

看護専門学校か看護短期大学に入学し、所定の単位を修了することで、看護師資格の受験資格を得ることができます。

また、社会人が看護師を目指す際に最も一般的な方法が専門学校に通うことです。以下では専門学校に通うメリットとデメリットを紹介します。

メリット

看護専門学校に通うメリットとしては、比較的学費が安いことと、卒業までの時間が短いこと、実践で役に立つ技術や知識が身につけられることが挙げられます。

大学に通うより安い学費、短い期間で実践的な技術と知識を身につけられることから、社会人にとって一般的な理由となっています。

デメリット

専門学校でも看護師として働くのに十分な技術と知識は身につけられますが、その分他の分野の知識を増やしたり、他の分野において経験を積むことができません。

また、卒業までの時間が短いため、実習やレポートが詰め込まれるといったデメリットもあります。

さらに、看護師として働く際に待遇や給与が低くなるといったことも大きなデメリットとして挙げられるでしょう。

看護短期大学

看護短期大学は、専門学校と同じ最短3年での修了となります。では、どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。以下で紹介します。

メリット

メリットは、4年制大学よりも1年短い期間で大卒という資格を手にすることができるという点でしょう。ほとんどの病院において専門学校卒業か大学卒業かで看護師として働く際の待遇や給与が違います。

また、専門学校ではできない他分野の研究や勉強を通して広い視野や知識を身につけられることもメリットとして挙げられます。

デメリット

短期大学のデメリットとしては4年制大学ほどの勉強、研究ができないことです。また、専門学校と同じ3年での卒業なので、勉強量もかなり多いでしょう。

また、学費も4年制ほど高くはないにしろ、専門学校と比べるとかなり高くなってしまうのもデメリットです。

さらに、短期大学でも学生はほとんど10代後半か20代前半です。コミュニティに馴染んでいけるかということも不安材料としてはあるでしょう。

看護大学

一般的に4大と言われる看護大学ですが、この看護大学に通うのにどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。以下で紹介します。

メリット

看護大学に通うメリットは、なんといっても看護師として働く際の待遇や給与の高さでしょう。また、専門学校や短期大学では学べない学問や研究ができます。

また、4年間かけて看護師になるための準備をするので、比較的時間をかけてていねいに実習や学習をすることができます。

デメリット

反対に、デメリットとしては、莫大な学費と4年間の時間が必要なことです。もし、家庭を持っていたら、学業に専念するために理解と協力が必要となります。

また、比較的時間をかけて、ていねいに実習や学習をすることができるのですが、決して楽なわけではありません。大学は研究機関なので、論文を読んだりレポートを書いたりしなければならないこともあります。

ときには、興味のない分野の授業も履修しなければならないこともあるでしょう。

さらに、4年制大学は短期大学や専門学校に比べ、入学する際の倍率が高いもデメリットとして挙げられます。

准看護学校

准看護学校に通う方法は、上記の3つの方法とは違い、まず准看護師としての資格を取得してから正看護師を目指すという方法です。

メリット

メリットは働きながら通えるという点です。また、准看護師も立派な看護師なので、資格を取得できればそのまま看護師として病院に勤務できます。

准看護学校は全日制ならば2年制(定時制ならば3年制)の学校が多いので、働き始めるまでの期間も短くて済みます。

デメリット

准看護師の資格をとっても、正看護師に比べて待遇や給与はどうしても劣ってしまいます。

また、正看護師に比べてできる仕事もある程度限られているので、どうせ正看護師を目指すならはじめから専門学校、短期大学、看護大学に通うという人も少なくありません。

26・27歳で看護師になるメリット

26・27歳から看護師になるメリットは、実際に社会に出て得られた経験を看護師の仕事に活かせることです。

社会人から看護師になれば、何かしらの経験を得ているはずです。

その経験は、社会人として働いたことのない人にはないものなので、自分が看護師として働く際に非常に有利に働きます。

看護学校に入学する際の面接でも、社会人経験をアピールできるので非常に有利です。

さらに、看護師は一般的な職業と比較した場合に、給料が高く生活が安定するようになるというメリットがあります。

また、看護師資格があれば、求人は全国にあります。都市圏で働くことも可能ですし、地方の病院で働くこともできます。

看護師は慢性的に人不足の状況にあるので、日本全国、いつでもどこでも働くことができます。

26・27歳で看護師になるになるデメリット

もちろん、26・27歳から看護師になる場合、デメリットもあります。

まず、学校に入学するためにかなりの費用がかかるということです。上でも説明したように、国などから看護師になるための補助金などを取得できる場合もありますが、入学金や授業料を支払わなければなりません。

さらに、学校に通っている間は、会社から給与を貰ったりすることもできないため、機会費用がかかります。結果として、入学金や授業料だけではなく、学校に通っている間に得られたはずの給与も得られないというデメリットがあります。

また、学業に専念できるように周りの協力や理解が必要な場合もあるでしょう。

26・27歳から看護師になるもう一つのデメリットとしては、学校で馴染めない可能性があるということです。

学校では、当然18歳の学生もいます。そのような学生と一緒に看護学校で実習などをこなさなければなりませんし、就職活動なども同時期に行わなければなりません。

不安ならば医療機関や医療系企業の職員として働いてみるのもおすすめ

准看護師も看護師も、目指すにはそれなりの時間と金と覚悟が必要になります。上記のメリット、デメリットを踏まえて、それでもその道に進もうと思える方は、すぐに看護師を目指しましょう。

逆に不安な気持ちが残っているが、医療に携わりたいと思っている方は、無資格でも働ける看護助手として医療機関で働いたり、医療関係の施設や企業の職員として働いたり、アルバイトをしながら准看護師養成学校に通ったりと、セーフティネットを確保しながら医療業界を覗いてみて、その後に国家試験の合格を目指すのかどうかを含めて、進路を検討するとよいでしょう。

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