36・37・38歳から看護師に転職する方法。メリットやデメリットも紹介

36・37・38歳から看護師に転職する方法。メリットやデメリットも紹介

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JobStep編集部
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36・37・38歳(30代後半)から看護師を志した場合、どのようにして看護師に転職すればいいのでしょうか。また、看護師免許は持っていてもブランクのある場合、どうすればすんなり復職できるのでしょうか。

今回は、36・37・38歳から看護師に転職する方法と復職する方法を紹介します。

看護師になるには

まず、看護師として働くためには国家資格である看護師免許の取得が必須になります。

看護師免許は監視試験を受験して合格すると取得することができますが、この試験を受けるためにも受験資格というものがあり、それは国が定める看護師養成所を卒業していることが要件となります。

看護師養成所には看護大学、看護短大、看護専門学校の3種類があります。

また、上記は正規の看護師のなり方ですが、看護師の資格は2種類あり、正看護師の他に准看護師という資格も存在します。准看護師の方は、業務内容は正看護師と変わらないものの、医師や看護師の指示なしに業務にあたれないという点が特徴で、看護師より少ないコストで資格を取得できます。准看護師になるためには、准看護師養成学校に通うことが一般的です。

以下では、それぞれの学校について、特徴や36・37・38歳から入学する時のメリット・デメリットを紹介していきます。

1.大学の看護学部に通う

社会人が看護師になるには、まずはキャリアの面でも有利な大学に通いなおすのが一つの手でしょう。

ある程度社会人として貯蓄や余力があれば、4年間大学で学ぶのがおすすめです。では、どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

メリット

メリットとしては、卒業までに4年間あるので実習も比較的ゆったり行えます。体力的にも精神的にも嬉しいポイントでしょう。また、看護師となったあとの待遇や給与が高いこともメリットとして挙げられます。

36・37・38歳となると、ハードなスケジュールやカリキュラムについていけないことが多いです。しかし、4年制大学なら、比較的時間をかけてていねいに勉強することができます。

さらに、看護以外にも他分野の学問を研究、学習することができます。看護師だけでなく、助産師や保健師も目指すことができるなど、選択肢が広いこともメリットとして挙げられます。

デメリット

デメリットとしては、卒業までに4年間かかる上に費用も高額になってくる点です。入学試験の倍率も社会人募集枠の少なさから、高い場合が多く、卒業要件も厳しいところが多いです。

例えば38歳で入学した場合、卒業は41,2歳になります。疲れなどが目立ってきて働くところまでたどり着けないという場合も見えてきます。また、卒業するまでの4年間、勉強に専念しなければならないため、無職となります。

36・37・38歳となれば家庭を持っている場合もあるでしょう。そういった方は、家族や周りからの理解、協力が不可欠です。

さらに、日本の大学は、まだまだ社会人が少なく、コミュニティに馴染めないという場合もあります。周りは10代後半から20代前半の学生が多いため、どうしても浮いてしまうということもあるでしょう。

行動を起こす前に、それが自分に合った選択かどうか、自分の体力のことも踏まえて検討することが大切です。

2.看護短期大学に通う

大学に通っている時間やお金が…という方は看護短期大学に通うといいでしょう。では、看護短期大学に通うことでどのようなメリット、デメリットが出てくるのでしょうか。

メリット

短期大学では、特に3年間で看護師の受験資格を与えられるので、最短で看護師になる近道とも言えます。大学と同様に看護師の他になろうと思えば保健師と助産師の資格もとれます。

また、4年制大学よりも費用や期間は安い学費と短い時間で大卒の資格を取得できることもメリットとして挙げられます。大卒の資格が得られれば、4年制大学卒と同じくらいとまではいきませんが、専門学校卒よりも高い待遇、給与を得ることができます。

さらに、36・37・38歳から看護師を目指すとなれば、1日でも早く看護師の資格を取得して病院に勤務したいという方がほとんどでしょう。そういった方にとってはおすすめの方法と言えます。

デメリット

デメリットは、短大の場合は大学より1年間少ないので、実習や授業がタイトになる点です。専門学校と同じ3年間で、専門学校よりも幅広い知識や経験を得られる反面、それにかかる労力はかなり大きいものです。

さらに、勉強に集中しなければならないため、卒業までの3年間、無職ということになります。まだまだ働き盛りの36・37・38歳の方にとってこの3年間は決して短くない期間でしょう。

また、短い期間で何枚もレポートを書き、提出しなければならないといったこともあるでしょう。36・37・38歳のは体力や記憶力などが10代や20代のころに比べて衰え始めているでしょう。

そういった面も踏まえて、ハードなスケジュール、カリキュラムをこなせるか、しっかり検討してから行動するようにしましょう。

3.看護専門学校に通う

専門学校も、最短で看護師になる近道です。以下では看護専門学校に通うメリット、デメリットを紹介します。

メリット

看護専門学校は学費も安く、さらに奨学金制度も利用できるので金銭面で不安がある方は専門学校をおすすめします。メリットは、専門学校は入試も社会人入試が設けられていることが多く、一般入試よりも先にチャンスが回ってきます。

社会人入試は面接と小論文のみのところも多いので、勉強から離れてしまっている社会人には有利です。比較的社会人の学生も多いので、コミュニティにも馴染みやすいでしょう。

また、卒業までの時間が3年間と、比較的短くても実践で役に立つ知識や経験をしっかり積むことができます。社会人から看護師を目指す方にとってもっとも一般的な方法です。

デメリット

デメリットとしては、即戦力として活躍できるようなカリキュラムになっているので、短大同様忙しいスケジュールになるので、体力に影響する点です。

36・37・38歳の自分の体力と相談して、入学する学校を決めましょう。

また、他の方法に比べて、看護師となったあとの待遇や給与が低くなってしまうこともデメリットとして挙げられます。

さらに、4年制大学や短期大学に通う方法と同じように、卒業までの3年間、学生という身分になるため、多くの場合は収入が大きく減ってしまうでしょう。その間の生活費をどう工面するかをしっかりと考えておくといいでしょう。

4.働きながら准看護学校に通う

先に紹介したのは一度会社を辞めて学びなおすという方法ですが、収入が途絶えると困る方もいます。

そんな方は准看護学校に通いながら看護助手として付属の病院で雇ってくれるところを探すのがおすすめです。看護助手は、看護師の指示のもとに仕事をする無資格でも勤務可能な職業です。

看護師ではないため、医療行為は行えませんが、人脈を広げたり、実際の看護師の仕事内容を知れるといったメリットがあります。

以下では看護助手として働きながら准看護学校に通う方法のメリット、デメリットを紹介します。

メリット

メリットは給料もゼロになることはなく、看護師を目指せる点です。30代後半にもなると、家庭を持っている人も多いでしょう。専門学校や各大学のように、3,4年間収入なしというのはあまり現実出来ではありません。

しかし、働きながら目指すのであれば、家族の協力や、周りの理解も得やすいでしょう。

デメリット

デメリットは取得できる資格はあくまで准看護師の資格になるので、正看護師とは待遇も仕事内容も少し異なることです。准看護師も立派な看護師ですが、正看護師ほどの権限がなく、できる仕事もある程度限られてきます。

また、准看護師から正看護師を目指す場合においても、どうしても遠回りになってしまうため、余計に時間がかかる場合があります。36・37・38歳からこの方法で看護師を目指すとなると、実際に看護師として病院に勤務できるのは、うまくいっても40代半ばとなってしまうでしょう。

5.准看護師の資格を取ってから、定時制の看護専門学校へ通う

こちらもやや遠回りな方法です。准看護学校に通った後に、働きながら正看護師を目指す方法です。では、どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。以下で紹介します。

メリット

メリットは働き続けながら目指せるので、金銭面の一時的な負担が少ない点です。こちらの方法も4で紹介した方法と同様、家族や周りからの理解、協力を得やすいでしょう。

デメリット

デメリットはとにかく正看護師の資格を取得するまでに時間がかかる点です。また、働きながら勉強を続けるのはかなり負担がかかります。

睡眠時間やプライベートの時間を削ってまで勉強をしている人もたくさんいます。身体的にも精神的にも負担がかかるので、自分の体や精神状態と相談して決めるといいでしょう。

36・37・38歳となると、体力も衰えてくるので、ハードスケジュールをこなすことができるかどうかがポイントです。

医療機関や医療系企業の職員として働いてみるのもおすすめ

准看護師も看護師も、目指すにはそれなりのお金と覚悟が必要になります。いきなり学業だけに専念して看護師を目指すのではなく、無資格でも働ける看護助手として医療機関で働いたり、医療関係の施設や企業の職員として働いたり、アルバイトをしながら准看護師養成学校に通ったりと、セーフティネットを確保しながら医療業界を覗いてみて、その後に国家試験の合格を目指すのかどうかを含めて、進路を検討するとよいでしょう。

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