看護師の目標の立て方:決めるときの注意点、具体的な目標例も紹介

看護師の目標の立て方:決めるときの注意点、具体的な目標例も紹介

J
JobStep編集部
公開, 更新 ,

日々、忙しく働いている看護師。忙しすぎてなんで看護師を目指していたのか見失ってしまっている人もいるかもしれません。看護部長に突然「目標を書いて提出して」といわれると困ってしまう人もいるでしょう。

基本的に目標管理制度は、査定面談のときに使用することになります。目標管理シートを提出→上司と面談→中間評価→看護長・院長が最終評価をするのが一般的な流れになります。

そこで今回は看護師が掲げるべき目標の立て方と、その際のコツをを紹介します。

看護師が掲げるべき目標を考えるときの注意点

まずは、掲げるべき目標を考えるときの注意点を紹介します。

なりたい看護師像を具体的に描く

現状を変えたいと考えても、ただぼんやりと『キャリアアップしたい』と思うだけでは始まりません。自分を高める道には、色んな選択肢があります。

まずは自分がどんな看護師になりたいか、その具体的な姿を描いてみましょう。「○○で働きたい」「○○ができるようになりたい」など、自分の興味のある分野を探ってみるもよし。逆引きとして、待遇面から方向を決めてもいいかもしれません。

キャリアアップは人生の転機です。結婚や出産、子育てなどの自分の人生と同時に照らし合わせて、ライフワークバランスを大切にしながらまずは理想の状態を言語化しましょう。

なるべく具体的な数字に落とし込む

目標を言語化できたら、次はそれを数値で図れるかたちに言い換えます。例えば「患者に感謝される看護師になる」という目標の場合は、「ありがとうを1日1回行ってもらえるようにする」というようなかたちです。

ただ単に目標を言語化するだけだと、後から振り返った時に本当にその目標を達成できたのかがわかりません。これでは自分の成長につながらない上に、上司が評価がしにくいです。

本人がどれだけ頑張ったつもりでも、上司は客観的な数字としてその証拠を示してもらえない限りはその人を評価するわけにはいきません。

正確に評価をしてもらえず、自分が悔しい思いをすることになるので、曖昧な表現で記載をするのは避けましょう。

目標が浮かばないときは、同期に相談してみる

どうしても目標が浮かばない時は同期に相談をしてみましょう。

同期であれば自分と同じ程度のレベル感で目標を設定しているはずなので、参考になりやすいです。

看護師が掲げるべきおすすめの目標

それでは具体的な、おすすめの目標を紹介します。

認定看護師を目指す

まずは、「認定看護師」の道から見ていきましょう。認定看護師とは、特定の看護分野に関して、熟練した看護技術と知識を持ち、それを使い水準の高い看護実践を行なうことのできる看護師です。

認定看護師になるには、公益社団法人日本看護協会によって行われている認定看護師認定審査に合格することが必要です。

認定証を手にするために必要なフロー

  1. 実務経験が実務研修期間が通算5年以上であり、そのうち3年が認定看護分野でのものである
  2. 認定看護師教育機関に入学し、6カ月以上学ぶ
  3. 認定審査を受験し、合格する

という条件をクリアすることです。

認定看護師になると、その分野での高い看護を実践し、他の看護師を指導したり、相談に乗ったりすることができます。看護師の能力としてキャリアアップするなら、認定看護師を目指す道を考えてみても良いでしょう。

資格を取る

キャリアアップの道として注目度が高いのが、資格の取得です。その中でも、最近人気があるのが『学会の諸資格』と呼ばれるもの。例を挙げると、「不妊カウンセラー」や「透析療養指導看護師」など、その資格の分野は広く、多岐にわたっています。

資格取得の魅力は、なんといっても確実性。蓄えた知識は、実務の現場で確実に活かすことが出来ます。また資格の取得そのものも、短期間で行うことが可能です。時間がない、という点で認定看護師の学校へ行くのが難しかった人も、資格取得は比較的手軽に出来るでしょう。

とはいえ、もちろん試験には正確な知識や経験が求められます。難しさもやりがいに変わる瞬間を味わえるかもしれません。

職場が注力している代表的な疾患、検査、治療を理解する

新卒の場合は、まず治療などの仕事方法について理解をする目標設定でもいいでしょう。一定期間たったら、上司に口頭で問題を出してもらい、知識がついているか判断してもらうのがおすすめです。

患者と円滑なコミュニケーションを図れる

具体的には、「検査で病室を訪れるさい、どんな患者でも自ら会話を積極的におこなうことで、円滑なコミュニケーションをおこなっていく」などの目標もいいでしょう。患者によって容体や体調は違います。毎日会話をすることで、医師に話にくかった症状などを聞き取れるようになるかもしれません。