看護師に残業が多い理由と残業を減らすための対処法まとめ

看護師に残業が多い理由と残業を減らすための対処法まとめ

J
JobStep編集部
公開, 更新 ,

看護師は現在人手不足と言われており、看護師一人あたりの仕事の量が徐々に多くなってきています。また超高齢社会とあって、今後、看護師の仕事は増えることはあっても減っていくことはありえない状況です。

この状況下では難しい問題ですが、プライベートとの両立を図るために何とか残業を減らしていきたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、看護師に残業が多い理由と、残業を減らす対処法を紹介していきます。

看護師の残業が多い理由

看護師の残業はどの程度のものなのでしょうか。2017年の看護職員の労働実態調査報告書には、以下の結果が報告されています。

残業時間が10時間以下は47%、20時間以下は19%、30時間以下は11%、40時間以下は5%、50時間以下は2%、60時間以下は1%、60時間以上は0.8%というデータがあります。

この調査で0時間~30時間までの残業をしている看護師が77%に及ぶと回答しています。また過労死ラインと言われている月60時間以上の残業をしている方も約1%いる結果になっています。

なぜ看護師は残業が多いのでしょうか。これには以下の理由が考えられます。

こなさなければならない業務(診察・療養などの本来業務、看護記録作成業務、患者情報確認業務など)がある、研修・勉強会・会議が入る、緊急入院患者対応や突発的な患者急変の対応におわれる、医師や上司からの指示などが理由としてあげられます。

対人の仕事のため、予想しなかった出来事により残業せざるをえないという看護師も多いようです。

残業を減らすための対処法

それでは、これらの残業を減らすための対処法を紹介していきましょう。

仕事の優先順位を決める

どんな業種にも通じて言えるのが、仕事の優先順位を明確に決めてしまうことです。

突発的な対応が多い看護師ですが、普段の仕事はルーチンであることが多いので、その中で優先順位を決めてしまうのがよいでしょう。

その後、今日やることを紙に書きだし、自分自身で今日やることを明確にしましょう。書き出したものを一つ一つこなしそれを潰していくと、自分の仕事の進捗が見えやすく時間管理に繋がります。

仕事を分担する

看護師はチームで動くことが基本です。チームの皆がそれぞれ自分の役割だけをこなしていたらチームとしての強みがなくなってしまいます。

チームの意思疎通を図り、仕事を分担することも一つの手でしょう。

時間のかかる仕事は先に終わらせる

時間のかかる仕事は、緊急性のある仕事が手元にない場合などに優先順位を上げて早めに終わらせてしまった方がよいです。

大きな仕事が残ったままだと精神的にもきつくなるので、手のかかる仕事ほど先に片づけてしまった方がよいでしょう。

記録などの業務は空いた時間に少しずつ進める

一番最後に行う患者記録ですが少し手が空いたというときに書き進めておくことがおすすめです。そうすることで業務の時間外を使って作成する手間を省くことが出来ます。

余裕のある対応を心掛けてみてください。

仕事を頼む

どうしても自分では時間がなくてできないという仕事があれば、先輩上司問わず相談して、仕事を頼んでしまうのも手でしょう。

仕事が溜まっていくと、悪循環に陥り更に仕事が停滞する可能性が大いにあります。特に看護師は患者対応に迫られる職業なので、仕事を溜めないように人に頼むことも時には必要でしょう。

個人業務の効率化、無駄を極力減らす

今の自分のルーチンワークに無駄がないかもう一度見直してみましょう。病室間やナースステーションへの移動も結構な時間がかかります。

まとめてこなせる仕事はまとめてこなし、まとめられない仕事は一点集中で終わらせるなど自分なりの非効率的な業務を削減することを心掛けるとよいでしょう。

チーム全体で効率化、無駄を極力減らす

個人で無駄の削減がある程度可能になれば、チームでも見直す部分が出てくるはずです。

チーム全体でもう一度無駄を削減できることはないか、もっと効率化できないか検討してみることもよいかもしれません。

普段から仕事を定時に終わらせる意識を持つ

なによりも重要になってくるのが、意識付けです。時間外が出るから少しくらい残業してもよいという考えでは、いつまでたっても残業は減りません。

時間内に必ず終わらせるという意識を普段から持つよう心がけましょう。

まとめ

看護師という専門職の残業を減らすというのは、一般的に語られる残業の削減方法だけでは事実難しいかもしれません。

しかし、何よりも残業をしないという意識付けが大切であり、その意識をチーム全体で持つことで今まで以上に効率化が図られていくというのは間違いないでしょう。

仕事とプライベートの両立が可能な生活への一助になれば幸いです。