「御机下(ごきか)」の意味、使用上の注意点を解説:正しいルール・マナーをおさえよう

「御机下(ごきか)」の意味、使用上の注意点を解説:正しいルール・マナーをおさえよう

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JobStep編集部
公開, 更新 ,

医療関係に勤めたことがある方ならなじみがあるかもしれませんが、御机下(ごきか・おんきか)という言葉はご存知でしょうか。

これは御侍史(おんじし)という言葉とほぼ同じ意味で使われる言葉ですが、特別な使い方や注意点などはあるのでしょうか。今回はそんな御机下について知っておくべきことをまとめました。

御机下の意味

御机下の意味とは、「机の上に置くほどのものでもございませんので、机の下にでも届けておいて後で時間があるときに見てください」という、へりくだった意味です。

基本的には御侍史と意味は変わりません。

医師間では同輩・目下の者に向けて使うことがある

御机下と御侍史は、ほぼ意味は変わらないものの、御机下の場合は差出人と同輩、もしくは目下の者に向けて使うことがある場合も。

御机下を使いたい場合は相手が目上の人だと失礼にあたってしまうことがあるので、相手の立場がすごく上の場合は注意しましょう。

御中との併用はできない

団体に向けた御中とは、その組織の人が皆開封できるという意味なので御机下との併用はできません。

御机下は親展と同じくらいの重要度があります。

個人の宛名が分かっているときに使う

手紙を宛てたい先生個人の名前が分かっている場合には御机下を使うことができます。

分かっていない場合は使うことができないので注意しましょう。

誰にでも使える言葉ではない

これは御侍史と共通になりますが、尊敬している誰にでも使える言葉というわけではありません。

医師以外に使うことはできないので注意しましょう。

御侍史との使い分け

基本的にはどちらでも良いとされますが、あえて使い分けるとしたら秘書がいる先生には御侍史、いない場合は御机下で分けて使うと良いでしょう。

どちらも相手に対する尊敬の気持ちが表れているので、どちらを使っても大きな差はありません。

先生の奥様と連名にする時は使用しない

先生の奥様と一緒に宛てた手紙にしたいときは、統一した表現にしましょう。

奥様が医師をしている場合には「先生」で統一して、そうでない場合には「様」で統一すると良いでしょう。

御をつけない方が正しいという説もあるが慣習を優先してよい

実は御机下の御はいらないという説もあります。

これは机下をつけるだけで既に尊敬に値するので、御をつけてしまうと二重になってしまうということのようです。

ですが変わらず御机下を使う人も多いので、不要とは聞いたもののそのままつけている場合もあるのです。

心配な場合は御机下で統一しておくと無難です。

入職した医療機関でどちらを使っているのかを確認してから使うと間違いがないでしょう。

基本的な違いはありませんが、その場面で適切に御侍史と使い分けて使いこなせるようにしておきましょう。