看護学校を退学する人は多い?実習や授業に付いていけず、疲弊してしまう生徒もいる

看護学校を退学する人は多い?実習や授業に付いていけず、疲弊してしまう生徒もいる

J
JobStep編集部
公開, 更新 ,

女性が活躍している仕事のひとつに看護師があります。人命を救うという大きなやりがいがあり、困っている人を助けたい、1人でも多くの人を笑顔にしたいといった志を持って看護学校へ入学する方も多いでしょう。

ところが実は、看護学校は退学してしまう人も比較的多い学校だということを知っていますか?そこで今回は、看護学校への入学を悩んでいるという方向けに、退学の例とその対処法を紹介していきます。ぜひ進路決定の参考にしてください。

看護学校とは

看護学校とは、看護師試験を受験するための資格を取得するために通う学校のことで、看護系大学、看護短期大学、看護専門学校の3種類があります。

大学は4年制、短大と専門学校は3年制となっており、高校卒業後に看護師を目指す学生が通うケースが多いです。命を預かる医療系の資格の取得を目指す学生の教育を行う機関であるということもあり、朝から夕方までしっかり授業が詰め込まれており、課題も多い上に実習に割く時間も長いなど、一般的な大学などに比べると非常にハードであることが知られています。

そのため、途中で退学を選ぶ学生も少なくなく、多い時には卒業時までにクラスの人数が半分になっていることもあります。

看護学校を退学してしまう理由

看護学校に入学した後に学校を辞めることになってしまわないためには、退学者が退学をした理由を知って、自分が同じ道を歩まないようにすることができそうかを事前に判断しておくことが大切です。

以下では、実際に退学を経験した人が挙げる退学理由を紹介します。

成績不振だった

看護学校に限ったことではありませんが、成績不振による退学の例は多くあります。特に看護学校では学校内でも実習先でも指導が厳しかったり、課題がハードだったりという側面がありますので、一度つまづいてしまうと追いつくのが困難な傾向にあります。

何事も後回しにせず、その場その場でしっかり学び、分からないこともすぐに解決していく姿勢が重要です。

実習における膨大な作業量で疲弊してしまった

実際の現場で患者の看護などを行う実習では、実習中に学ぶべきことが多いのはもちろんのこと、帰宅後にも膨大な看護記録をつけなければならず、徹夜続きで十分な休息が取れないという事例が多くあります。

日頃から体力作りや体調管理を行ったり、作業効率を上げるタイムマネジメント方法などを学んでおくと良いでしょう。

学習面と経済面の両立が困難だった

前述の通り、看護学校では実習が始まるとその作業量がとても多くなるためアルバイトとの両立が難しくなってきます。

バランスがとれているうちはいいのですが、どちらかに比重が片寄り、学習を優先させると生活が厳しくなり、生活を優先させると学習でついていけなくなる状態になってしまうと、どうしようもありません。入学する前の段階から経済面にはある程度の余裕を持たせ、学習に集中できる環境を作っておく必要があります。

実習でトラブルがあった

学校内と実習先では環境が大きく違います。思っていたものと違ったと感じたり、物事が学んだ通りに進まなかったり、患者と上手くコミュニケーションが取れなかったりといったことがトラブルとなり、退学になる場合があります。

どんな職種でも理想と現実は違うものと考え、なるべく実際の現場はどうなのかを調べて把握し、シミュレーションしておくとそういった事態は回避しやすくなるでしょう。

人間関係が上手くいかなかった

学校にもよりますが、命を扱う看護師の教育では厳しい指導があったり、年下の指導者から注意されたり、他の学生と上手く馴染めなかったりといった、人間関係の不良によるストレスに日々の学習のストレスが重なり、退学をしたという事例があります。

人間関係の問題は非常にデリケートで、我慢して進んでいくというのも1つの道ですが、耐えられないようであれば解決策として学校を替えるという選択肢も良いでしょう。実際に学校を替えたことで、無事資格を取得したという話もあります。

資格取得目的での入学だった

看護学校は、看護師になりたいという強い意志で入学する人もいれば、将来のために資格入手のために入学する人もいます。前者であれば問題はありませんが、後者のような弱い動機では看護学校の厳しい教育についていけず、退学となる場合があります。

学校への入学を考える際には自分は何がやりたいのか、この資格は本当に必要なのだろうかと、自分自身と向き合うことが必要です。

学力が足りなかった、態度に問題があった

学力やその人の性格によっては、学校・指導者により不適合だと判断され退学を勧められたという話もあります。

強制的に退学させられるわけではありませんが、もしそういったシチュエーションになった時には自分の気持ち・考えと第三者からの客観的な判断を踏まえ、もう一度自分と向き合う必要があるでしょう。